こんにちは、下剋上ジャーニーのケンです。19歳の時に出会った「7つの習慣」という本が、私の人生に大きな影響を与えました。この本は、読書習慣を身につけさせただけでなく、ネガティブな思考から救い出してくれた重要な指南書です。今回は、この本についての要約と私の感想を共有します。
要約と感想
第1の習慣:主体性を発揮する
要約:
主体性とは、自分の行動や反応を自分で選択する能力です。スティーブン・コヴィーは、私たちは環境や状況に左右されるのではなく、積極的に自分の行動をコントロールし、自分の人生の責任を取るべきだと強調しています。
感想:
以前の私は、嫌なことが起こるたびに誰かのせいにすることが多々ありました。しかし、この習慣を学んでから、自分の人生は自分のものであり、自分が責任を持つべきだと考えるようになりました。環境や他人のせいにしていては、自分の人生の軸がブレてしまうことに気づいたのです。例えば、職場で問題が発生した時、「なぜこうなったのか?」と問うのではなく、「どうすれば解決できるのか?」と考えるようになりました。これにより、問題解決のスキルが向上し、より建設的なアプローチを取ることができるようになりました。
問いかけ:
あなたは最近、誰かや何かのせいにしていませんか?どのように自分の主体性を発揮できますか?
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
要約:
この習慣は、目標を明確に設定し、それを達成するための計画を立てることの重要性を説いています。自分の人生の目的や使命を明確にし、それに基づいて行動することが求められます。
感想:
自分の葬儀を想像し、他人にどう思われたいかを考えることから始まりました。お金持ちになることや物質的な成功よりも、「自由で信念を持ち、他人に良い影響を与えた人」と言われたいと思いました。そこで、私にとっての「自由」とは時間や場所に縛られないことだと再認識しました。これに基づいて、自分のキャリアや日々の活動を見直し、自由を重視する選択をするようになりました。
問いかけ:
あなたはどんな終わりを思い描いていますか?それに向かってどのような行動を取っていますか?
第3の習慣:最優先事項を優先する
要約:
効果的な時間管理の習慣です。コヴィーは、緊急ではないが重要な活動に焦点を当て、計画的に行動することを推奨しています。これにより、長期的な目標達成が可能になります。
感想:
この習慣は、私が本当にやりたいことに時間を使うようにするための指針となりました。忙しい中でも、重要なことに時間を割くことで、1日の満足度が高まり、精神的にもポジティブになれると感じています。例えば、毎朝のルーチンに読書や運動を取り入れることで、心身ともにリフレッシュし、一日を前向きにスタートできるようになりました。
問いかけ:
あなたの最優先事項は何ですか?そのためにどのように時間を管理していますか?
第4の習慣:Win-Winを考える
要約:
この習慣は、他者との関係において相互利益を追求することの重要性を強調しています。Win-Winのアプローチを取ることで、全ての関係者が満足し、持続可能な協力関係が築かれます。
感想:
この習慣を実践するのは難しいと感じましたが、サービスの提供においては、顧客の満足を優先することで長期的な関係を築くことが重要だと実感しました。特に、HSPの特性で相手の情報が多く入ってきてしまうことを理解し、そのバランスを取りながら相互利益を追求するように心がけています。リモート環境での仕事は、この調整がしやすく、私にとって効果的です。
問いかけ:
あなたはどのようにしてWin-Winの関係を築いていますか?
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
要約:
効果的なコミュニケーションの習慣です。相手を理解することを優先し、その後に自分の意見を伝えることの重要性を説いています。これにより、深い信頼関係が築かれます。
感想:
私は話すことよりも聞くことが好きなので、この習慣は自然に実践できました。しかし、緊張してしまうことがあるので、自分の感情を認識し、受け入れることが大切だと学びました。例えば、人と話す時に緊張を感じた時は、自分の感情を認識し、深呼吸をしてリラックスするようにしています。
問いかけ:
あなたは他者を理解するためにどのような努力をしていますか?
第6の習慣:シナジーを創り出す
要約:
シナジーとは、協力することで生まれる相乗効果を指します。個々の違いや強みを活かしてチームとして協力することで、個々の力を超える成果を達成することができます。
感想
他人と協力して相乗効果を生み出すことは難しいですが、自分の特性を活かし、他人の強みと補完し合うことで可能になると考えています。例えば、私が得意とする集中力を活かし、他の人が得意とするマルチタスクと組み合わせることで、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。
問いかけ:
あなたはどのようにしてシナジーを創り出していますか?
第7の習慣:刃を研ぐ
要約:
自己再生とバランスの取れた生活の習慣です。肉体的、精神的、社会的、感情的な4つの側面をバランス良く発展させることで、全体的なパフォーマンスを向上させることができます。
感想:
この習慣は他の6つの習慣を継続して行うことの重要性を説いています。全ての習慣を一度に実行するのは難しいですが、1つずつ取り入れていくことで持続可能な成長を目指します。例えば、週ごとに特定の習慣に集中し、その効果を実感することで、次第に全ての習慣を取り入れることができるようになりました。
問いかけ:
あなたはどのようにしてバランスの取れた生活を実現していますか?
習慣を実行してみた結果
7つの習慣を実行してみて、以下のような結果を共有します。
第1の習慣:主体性を発揮する
効果:
・言い訳をしなくなった:以前は問題が起こるたびに環境や他人のせいにしていましたが、今では問題の原因を自分で考え、どう解決するかに焦点を当てるようになりました。
・思考の変化:これまでの「なぜ?」という問題提起から、「どうやって?」や「何を?」と解決策を考える思考に変わりました。例えば、職場でのトラブルが起きた時、すぐに解決策を考えることでストレスを減らし、ポジティブな影響を与えるようになりました。
・精神的な強さ:もちろん、全ての問題が解決するわけではありませんが、少なくとも自分の人生のコントロールを取り戻した感覚があります。
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
効果:
・人生の目標設定:自分の死後、どう思われたいかを考えることで、自分が本当に大事にしたい価値観が明確になりました。例えば、「自由で信念を持ち、他人に良い影響を与えた人」として記憶されたいと思うようになりました。
・仕事の選択:自由を軸にした仕事を選ぶようになり、時間や場所に縛られない働き方を追求するようになりました。これにより、精神的な満足感が大幅に向上しました。
第3の習慣:最優先事項を優先する
効果:
・時間管理の向上:重要なことに時間を割くことで、一日の満足度が高まり、精神的にもポジティブな状態を維持できるようになりました。
・他人の目を気にしない:他人からの評価を気にせず、自分の優先事項に集中することで、より充実した日々を送ることができるようになりました。例えば、毎日のルーチンに読書や運動を取り入れ、精神的な健康を維持しています。
第4の習慣:Win-Winを考える
効果:
・相互利益の追求:HSPの特性を理解し、バランスを取りながら相手と自分の利益を考えるようになりました。これにより、持続可能な協力関係を築くことができました。
・リモート環境の活用:リモートワークを利用して、自分に合った環境で働くことで、相手との関係を調整しやすくなりました。
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
効果:
・コミュニケーションスキルの向上:他人の話を聞くことに徹することで、信頼関係を築きやすくなりました。緊張する場面でも、自分の感情を認識し、受け入れることでリラックスして対応できるようになりました。
・小さなステップでの成長:最初は小さなことから始め、徐々に自信をつけていくことで、大きな変化を実現できました。例えば、店員さんに「ご馳走様でした」と言うことから始め、徐々にコミュニケーションのハードルを下げていきました。
第6の習慣:シナジーを創り出す
効果:
・相乗効果の実現:他人の強みと自分の強みを組み合わせることで、より大きな成果を出すことができました。例えば、集中力が高い私がマルチタスクが得意な人と組むことで、プロジェクトの成功率が上がりました。
・課題の特定と改善:お互いに得意分野を任せ合い、苦手な部分は外部に委託することで、より効率的なチームワークを実現しました。
第7の習慣:刃を研ぐ
効果:
・継続的な自己改善:他の習慣を継続的に実行することで、全体的なパフォーマンスが向上しました。例えば、毎週一つの習慣に集中し、その効果を実感することで、持続可能な成長を実現しました。
・バランスの取れた生活:肉体的、精神的、社会的、感情的な側面をバランス良く発展させることで、全体的な幸福感が向上しました。